外食にスパイスカレーを食べるという選択肢

外食にスパイスカレーを食べるという選択肢

皆さんこんにちは。店主のるいです。

今回は「外食でスパイスカレーを食べる」ということについて話そうと思います。

実は僕、当店をオープンする準備をしていた1年半前まで外食でスパイスカレーを食べたことがほぼありませんでした。

そもそもスパイスカレーだけではなく、カレーすらあまり食べていませんでした。

「カレー=家で作るもの」

そんな固定観念があったんですね。

 

でもここで1つ言わせてください。

スパイスカレーを外食で食べるのはめちゃくちゃありです!

これは自分がカレー屋をやっているからというポジショントークではありません。笑

何件ものスパイスカレー屋さんを食べ歩いているうちに感じた結論です。

 

なぜスパイスカレーが外食の選択肢に入るのかというと、主に2つの視点から理由があります。

それが

①お客さん側の視点

②作る側の視点

です。

 

詳しくお話しします。

 

1つ目の視点「お客さん側の視点」

スパイスカレーを外食で食べる魅力は、なんといってもそれぞれのお店の個性を楽しむことができる点です。

同じ「チキンカレー」でも、店ごとに味の方向性が全然違う。カレーというより、アートを味わう感覚に近いかもしれません。

さらには盛り付けられているものによって食べ方も変わります。

柑橘類を途中で絞ったり、パパドというインドの薄い煎餅を割りながら食べたり。

ただ味だけではなく、その食べ方も楽しむことができるんです。

 

当店でも店舗営業の際はトッピングでフライドオニオンをご用意してます。

これはカレーにザクザクの食感をプラスして、また違った食べ方を楽しんでもらうためにあります。


2つ目の視点「作る側の視点」

スパイスカレーを外で食べる価値には、作り手の視点から見ても、しっかりとした理由があります。

まず、スパイスカレーって思っている以上に「作るのが手間」です。笑

スパイスの種類、入れるタイミング、食材の下ごしらえ、火入れの調整、すべてが一つ一つ重要で、ちょっとした違いで味が大きく変わってしまいます。

だからこそ、お店で提供されるスパイスカレーには価値があるんです。

何度も試作を繰り返し、数グラムのスパイスの配分まで突き詰めているからこそ、「ここでしか食べられない味」になる。これが、家では再現できない魅力なんですね。

それに、お店では一皿のカレーだけではなく、付け合わせや副菜、ライスとのバランスまでを計算して提供しています。

いわば「ひと皿の中に完成されたストーリー」がある。

お客さんには、そのストーリーごと楽しんでいただけたら嬉しいです。

また、作る側として外食でスパイスカレーを食べることは、自分の感覚を研ぎ澄ます大切なインプットでもあります。

他店の工夫や発想に触れることで、自分の表現の幅が広がる。それがまた自分のお店のメニューにも生きてくるんです。

 

ちなみに今日も長崎市の時津町にあるスパイスカレー屋さんでカレーを食べていました。

チキンカレーとジンジャーキーマカレーのあいがけ。

すごく美味しかったです!

 

もしよかったら皆さんも外食でスパイスカレーを食べて、いろんなお店の個性を楽しんでみてください。🍛


 

それではまた!


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